あなたは、いくつ探し出せるのかな?
スタッドハウス
棟の天辺にいるのが →
この馬車!
いよいよ、今日で夏休みが終わっちゃいます。朝晩も少しずつ気温が下がってきているのか、時々、肌寒さを感じることがあり、秋がやってくるんだなということを実感するようになってきました。
でも、夏らしい空は青がとても綺麗で、上を見ながら散歩していると、ふとあることに気づきました。
ビネンスタッド地区にあるギヤマンミュージアムの屋根の部分に装飾が施されています。よく見れば、旗の形のもの、十字架や葉のような形などなど。
気になって、街中を歩きながら建物をよく見ると、テディベアキングダムの屋根の天辺にも旗の形、ニュースタッド地区では屋根の上に獅子が、ミュージアムスタッド地区では風見鶏や壁にたくさんの顔、そしてドムトールンの天辺には、なんと馬車が!
みなさん、“ファザード”という言葉をご存知ですか?
フランス語で建物の正面という意味のこの言葉。時に、装飾が美しい壁に対してもこの言葉を使います。建物の一番重要な場所である正面と変わらないほど、装飾が施され見かけが素晴らしい時にこの言葉を使うのです。
場内の建物には、このファザードがたくさん。旗のような装飾も意外なところにあったりします。
肉眼で見にくくても、カメラのズーム機能を使って見てください。きっと、驚くような発見があるかもしれません。
私もまだ、全部を見つけきれていないかも。さぁ、あなたはいくつの“ファザード”を探し出せるかな?
余談:
私は、ドムトールンの天辺に馬車があるということに、今日まで気づきませんでした。「装飾が綺麗だな」とは思っていましたが、まさか馬車だなんて!
こんな高いところにいる「馬車の人」が見る景色は、一体どんな景色なんでしょうね?
(写真・文/水上 由美)