一輪、一輪のバラの美しさを楽しむ季節です
バラ(正雪)とローズガーデン
正雪
自然のオブジェ
ザック・ザック・ザック。
落葉を踏みしめる音が街のどこからか聞こえてくる季節。
パレス ハウステンボス地区 ローズガーデンのバラが、少々満開を過ぎ、そろそろ身収める季節になってきました。
庭園に入ると、ご夫婦やご夫人のグループがゆっくりと歩きながら、ひとつひとつのバラをじっくりとながめたり、花に顔を近づけて香りを楽しんでいます。
お客様曰く
「このやさしい香りがとても好きなの」
と・・・
この季節のバラは、初夏に一斉に咲き誇る姿を楽しむのに対し、一輪一輪の美しさや香りの高さを楽しむのが特徴。
なかでも、ひときわ大きな花を咲かせる「正雪」は、名前にあるように雪のように真っ白でとてもきれいです。
中央にある噴水には、モミジバフウの木の実と赤いバラの花びらがゆらゆら揺れて、自然のオブジェを演出していました。
ゆっくり、じっくり、この季節の街を散歩してみてはいかがでしょうか?
(写真・文/白仁田 順子)